私が選挙に行く理由

さて、2019年7月21日、参議院議員の選挙がありますね!

このブログを見ていただいてる方で行かれる人はいますか?行く人はたぶん2~3割ぐらいじゃないかと勝手に思っています。

政治のことなんてよく分からないし、興味ないし。。。自分一人が投票しても結果は変わらないし。。。めんどくさいし。。。天気悪いし。。。

という人が多いと思います。

 

ちなみにタイトルの通り、私は割と選挙に行ってる方です。皆勤賞ではないですが。

なぜか。(以下は私の想像。思い込みが多分に含まれています。気を悪くされたらすみません。)

 

まず、政治家にとって一番の使命は何か?ということに尽きます。

それはずばり、選挙に勝ち、当選することです。

いくら綺麗ごとを叫んでも、当選しなければただの人。政治家は当選しなければ何の意味もありません。

 

さぁ、当選するにはどうしたらいいか。

1票でも多く自分あるいは所属政党に投票してもらえればいいのです。

 

投票してもらうにはどうするか。

有権者にメリットをちらつかせればいいのです。

誰しも辛い未来より明るく楽な未来を望むものでしょう。

しかし、有権者全てに望むものを与える訳にはいけません。日本の財政にそんな余裕はありませんからね。

ならば、なるべく効率よく得票に結びつくような施策を打ち出す必要があります。

 

ちなみに過去の投票率をみますと、前回の参院選では60歳代(約70%)、50歳代(約63%)、70歳代以上(61%)、40歳代(53%)、30歳代(44%)、20歳代(36%)となっています。60歳代と20歳代では約2倍の差がありますね~。さらに、少子化が進んでいる日本人口を考えると、票の差は2倍どころではありません。

つまり、当選するためには年配ウケする施策をアピールすればよいのです。医療費を手厚くするとか、年金額を維持するとか、でしょうか。

もちろん、若者が年配になる頃のことなんざ真剣には考えていないでしょう。だってその頃にはもう自分(政治家)はこの世からいないのですから。

ほっといても投票に行かないのであれば(=他党に投票されなければ)ノーダメージなのですから。逆に言えば若者が歓迎する施策をしても、投票してもらえなければ政治家にとってはメリットがないのです。

これでは選挙に行かない若者はしわ寄せをくらい、どんどんジリ貧になっていくのではないでしょうか。

投票に行っても、行かなくても何も変わらない。ではないのです。どんどん悪い方向に向かって行ってるのです。

 

もし、投票率が逆だったらどうでしょうか。20代、30代の投票率が圧倒的に高ければ政治家は投票してもらうために若者に手厚い施策をバンバン打ち出すはずです。

子どもの医療費・教育費が成人するまでずっと無料とか、最低賃金の大幅アップとかでしょうか。

働かなくても一定のお金がもらえるベーシックインカムなんかもいいかもしれませんね。

 

もう分かりますね。私は、私が将来不利な思いをしたくないがために投票に行っています。完全に利己的な考えのもとにです。

なので、とりあえず投票に行っています。実は白紙のまま投票することも珍しくありません。30歳代男性が投票に行った。というデータを1つ、積み増すために行っているのです。

投票した人のデータなんて、誰が誰に投票したかはもちろん分かりませんが、逆に言えばその他、年齢はもちろん、性別やおおまかな住所など、さまざまな情報が収集され、政治家が知ることになるのです。

 

政治のことなんてよく分からないし。。。自分一人が投票しても結果は変わらないし。。。めんどくさいし。。。天気悪いし。。。

そんな理由で自分や子どもの将来が生き辛くなってもいいんですか?

あなたも、よく分からなくてもとりあえず投票に行けば、〇〇歳代の男or女が投票に行った、というデータが1つ積み増しできます。

これが数十人、数百人、数千人、数万人と増えていったら、どうでしょうか。

政治家(政党)も無視できなくなる一大勢力になるかもしれません。そうすれば投票してもらえるよう、若者にとってありがたい施策も増えてきて生きるのが楽になってくるのでは。と思うのです。

 

政治のことはよく分からないから無責任に投票なんてできない。。。という人は無記名で良いので投票してみましょう!

何度もいいますが、若者が1人、投票に行った。ということが、私たちの将来にとって、とても大事なのです。